スマホは便利だ。
分からないことはすぐ調べられるし、
読みたい文章も、画面を少し動かせば次々に出てくる。
それでも、しばらく見ていると目が疲れる。
物理的にもそうだし、
それ以上に、どこか落ち着かない。
横でAIが言う。
「スマホは、読むというより反応する装置です」
なるほど、と思った。
スマホで文章を読んでいると、
内容よりも先に、
通知や次の情報の存在が気になってしまう。
目は文字を追っているのに、
意識は常に少し先へ引っ張られている。
一方で、本は違う。
ページをめくるまで、次は出てこない。
余計な音も、光もない。
今、読んでいる行にだけ集中できる。
目が疲れにくい理由は、
画面の大きさや光の問題だけではない気がする。
情報の流れが、
人の呼吸に近い速度だからだと思う。
スマホは速すぎる。
本は遅すぎる。
でも、その「遅さ」が、
読む側の目と頭を休ませてくれる。
最近、少し疲れていると感じた時は、
スマホを置いて、本を開く。
内容を理解しようとしなくてもいい。
ただ、文字を追うだけでいい。
読み終わらなくても問題ない。
途中で閉じても、
本は逃げない。
AIは疲れない。
でも、人は疲れる。
だからこそ、
疲れにくい読み方を選ぶ必要がある。
スマホは今日も使う。
それでも、
目を休ませたい時は、
本に戻る。
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