2026年8月2日日曜日
雨宿りをしている猫
しとしとと降り続く雨の午後、ふと軒下に目をやると、一匹の猫が丸くなって雨宿りをしていました。灰色の毛並みは少し湿っていて、それでも慌てる様子もなく、静かに雨が上がるのを待っているようです。
猫という生き物は、本当に雨が苦手なようです。犬のように「濡れても平気」というタイプは少なく、多くの猫は水に濡れることを極力避けようとします。だからこそ、こうして軒先や自動販売機の下、駐車場の隅など、ちょっとした隙間を見つけては雨宿りをする姿をよく見かけます。
じっと座ってこちらを見つめる目は、どこか達観しているようにも見えました。焦らず、慌てず、雨が通り過ぎるのをただ待つ。そんな姿に、思わずこちらの気持ちまで落ち着いてしまうから不思議です。
しばらく見ていると、雨脚が弱まったタイミングを見計らって、猫はすっと立ち上がり、軽やかな足取りでどこかへ歩いていきました。まるで「もう大丈夫」と自分で判断したかのようなタイミングの良さです。
雨の日はどうしても気分が沈みがちですが、こうして小さな生き物が静かに雨をやり過ごす姿を見ると、「焦らなくてもいい」「じっと待てば晴れる」——そんな当たり前のことを、改めて教えてもらった気がします。
次に雨の日を歩くときは、ちょっと足元や軒下に目を向けてみてください。もしかしたら、あなたの街にも雨宿りをする猫が、静かに時が過ぎるのを待っているかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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