その日は、完璧な読書日和だった。
お気に入りの本と、淹れたてのコーヒー。
机の上に置かれたコーヒーカップは、まるで読書のパートナーのようだった。
ページをめくると、物語の面白い一節が目に入る。
思わず声を出して笑ってしまった瞬間――
コーヒーが予想外の反応を見せた。
笑いの振動で、カップが揺れる。
そして一滴、机の端を伝って床へ。
「うわっ!」と叫ぶ私。
ページを閉じる間もなく、コーヒーは文字通り“負けた”。
慌てて拭き取りながらも、笑いが止まらない。
本に夢中になった自分が、コーヒーとの戦いに敗北したのだ。
でも、不思議と怒る気にはならない。
本とコーヒー、両方がいる生活は、こんな小さなハプニングを含めて面白いのだ。
結局、コーヒーは少し減ったが、
笑いの余韻は無限大。
本を読んで笑ったらコーヒーが負けた。
その日、私の読書タイムは、
少しドタバタで、でも確かに幸せだったのだった。
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