2026年3月2日月曜日

読書中に猫が感想を言いに来る

静かな午後、ソファに座ってお気に入りの本を開いた。
ページをめくるたびに、物語に没頭していると、足元で小さな足音。

「…ん?」と思って視線を下ろすと、猫がこちらをじっと見つめている。
まるで、「その展開、どう思ってるの?」と言わんばかりの鋭い目。

ページをめくると、猫は体を伸ばして背伸び。
「そこは私も同意だよ」とでも言いたげに、頭をこすりつけてくる。
無言だけど、何かを訴えていることは明らかだ。

思わずページを見せながら、「ほら、この主人公、すごいでしょ?」と話しかけてみる。
すると、猫はそっぽを向いて寝転がる。
どうやら感想は「もうちょっと展開が早ければいいのに」ということらしい。

読書中に猫が感想を言いに来る。
声は出さないけど、その存在感と目線だけで、物語の一部になっている気分になる。

結局、猫に読書を邪魔されつつも、シュールでちょっと笑えるひととき。
猫との無言のやり取りも、今日の小さな冒険のひとつなのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿